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手術の流れ

手術前後の日々の流れを紹介します。
バセドウ病の手術には全摘術と亜全摘術がありますが、
手術に際しての基本的な流れは同じです。

入院前 - 時間をかけて甲状腺機能を正常化

まず、甲状腺機能が亢進している状態では手術は行えないため、
入院前に薬物治療と同じように、W抗甲状腺薬を服用して甲状腺機能を抑制します。
この処置は1週間くらいかけて行います。
手術を安全に行うための一時的な処置です。

手術当日 - 禁食

手術時間は、おおむね1~2時間です。
当日は禁食となり、手術前は水も飲むことはできません。
手術後もその日は食べることはできませんが、
水だけは飲んでもよい場合もあります。

手術後は基本的にベッドで仰向けになって安静にしています。
翌朝からは歩くことができて、普通に食事が摂れるようになります。

手術後 (入院期間)

手術後の入院期間はおよそ1週間です。
抜糸は術後数日以内に行われます。

入浴はシャワーならばすぐに浴びることができます。
食事については、最初は粥などの柔らかいものから始め、
慣れてきたら普通の食事に切り替えるのが一般的です。
運動もストレッチなどを行い、徐々に体を慣らしていきます。

注意したいのは、あごや首に必要以上の力をかけないことです。
あごを上げたり、頭を後ろに反らしたりしてはいけません。

退院後

1週間前後の短い入院とはいえ、
基本的にベッドで安静の生活から戻った直後ですから、体力が衰えています。

退院直後から職場や学校などに戻るのではなく、
体力・筋力・精神力などが回復するまでは、
最低でも1週間くらいは休息・リハビリ期間が必要です。

スポーツや車の運転などは3週間くらいは避けるべきです。
徐々に体を慣らしていくことが大切です。

なお、退院後も定期的に病院を訪れて血液検査をするはずです。
体力が必要な作業をできるかどうかは、
そこでの診断結果と医師のアドバイスのもとで判断しましょう。