1. ホーム
  2. 治療中の日常生活
  3. 食事の注意点

食事の注意点

バセドウ病を薬物で治していく場合、長い治療期間が必要です。
この間、生活において多くの注意点がありますが、
中でも食事は気にかかるところだと思います。

バセドウ病治療中に望ましい食生活について説明します。

ヨード制限は必要?

バセドウ病は甲状腺機能亢進症のため、
ヨードを原料としてホルモンを作り出す甲状腺の性質上、
ヨードの摂取を控えるべきと言われることがあります。

ただ、ヨードの摂りすぎが原因で症状が悪化したという例は聞かれないため、
通常通りの食生活をしていれば、ヨードの摂取量を気にする必要はないでしょう。

強いて気をつけるならば、
ワカメやひじきなどの海藻類が大量に使われている料理が出てきたときなどは、
遠慮しておくことでしょう。

ただし、アイソトープ治療を受ける場合は、
治療用のヨードを確実に取り込ませるため、ヨード制限が必要になります。
これは治療の際に説明があります。

控えたほうがよい食品は?

基本的にバセドウ病の治療において、
特別な制限をしなければならない食材はありません。

ただし、コーヒーやお酒などの嗜好品、
辛い物、その他刺激の強い食べ物は、代謝のスピードを上げてしまうことがあり、
甲状腺機能亢進の症状に拍車をかけてしまうことがあるので注意しましょう。

太らない食生活が大切

「バセドウ病をきっかけにダイエットを始めましょう」
と言ったらさすがに不謹慎だと思いますが、
やはり太らない食生活を心がけることがです。

バセドウ病は太りやすい病気であることを忘れないで下さい。

全身の症状のところで述べていますが、
バセドウ病はエネルギーを消費しやすくなる病気です。

よって、まず体力がしっかりつくように、栄養バランスの取れた食事が大切です。
食事内容だけでなく、決まった時間に規則正しく食事をとる、
寝る前には食べないなど、習慣的なことにも気をつけましょう。

また、バセドウ病では汗をかきやすくなるので、水分補給も大切ですが、
スポーツドリンクやジュースばかりを飲んでいると、
糖分が過剰になって、やはり太ってしまう可能性が高くなります。

水分補給は水で行い、健康な食生活を送っていれば、
バセドウ病の辛い症状に体が負けてしまうことも少なくなります。